ホンダ、国内販売チャネルを一本化へ

自動車 ビジネス 国内マーケット

ホンダは、来春から現在の3系列ある販売チャネルで、ホンダ国内全モデルの取扱いを開始し、事実上販売チャネルを一本化する方針を明らかにした。

ホンダの国内販売チャネルは、プリモ系列が軽自動車、ベルノ系がスポーティ、クリオ系が高級車を中心に専売としていた。

しかし、3系列併売のスモールカーとミニバンの販売台数が大半を占め、販売チャネルの意味合いが薄れていた。加えて、国内需要の成長が期待できない中、軽自動車市場は成長しており、ベルノやクリオも軽自動車を取扱いとのニーズが高まっていた。

このため、来春に発売する新型軽自動車の投入を機に、3系列で国内全モデルを完全併売として販売チャネルを事実上一本化する。店舗自体は従来通り、プリモ、クリオ、ベルノの表記を当面継続する。

販売チャネルの統合で、体力の無いディーラーは淘汰される見通しで、ホンダは国内販売体制を再編する。

国内では、三菱自動車がカープラザ系とギャラン系を統合、日産自動車も今年春からブルーステージとレッドステージで完全併売に移行している。

今回のホンダの統合で、国内で販売チャネルを持つのはトヨタ自動車だけとなる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「盤石シャシー」に「装甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  2. レクサス『LC』の特別仕様「最高峰」モデルに「美しすぎる」「マットカラーたまらん」など絶賛の声
  3. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  4. 「ついに樹脂バンパーやめるのかー」ルノー『カングー』が大きくイメチェン! 装備の充実に「豪華ングー」の声も
  5. 「他人事ではない」トランプ高関税の影響、ステランティス1~6月期の最終損益4000億円の赤字見通し[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る