ホンダ、国内販売チャネルを一本化へ

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ホンダは、来春から現在の3系列ある販売チャネルで、ホンダ国内全モデルの取扱いを開始し、事実上販売チャネルを一本化する方針を明らかにした。

ホンダの国内販売チャネルは、プリモ系列が軽自動車、ベルノ系がスポーティ、クリオ系が高級車を中心に専売としていた。

しかし、3系列併売のスモールカーとミニバンの販売台数が大半を占め、販売チャネルの意味合いが薄れていた。加えて、国内需要の成長が期待できない中、軽自動車市場は成長しており、ベルノやクリオも軽自動車を取扱いとのニーズが高まっていた。

このため、来春に発売する新型軽自動車の投入を機に、3系列で国内全モデルを完全併売として販売チャネルを事実上一本化する。店舗自体は従来通り、プリモ、クリオ、ベルノの表記を当面継続する。

販売チャネルの統合で、体力の無いディーラーは淘汰される見通しで、ホンダは国内販売体制を再編する。

国内では、三菱自動車がカープラザ系とギャラン系を統合、日産自動車も今年春からブルーステージとレッドステージで完全併売に移行している。

今回のホンダの統合で、国内で販売チャネルを持つのはトヨタ自動車だけとなる。

《レスポンス編集部》

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