あいおい損保、トヨタユーザーにらみドイツに新会社

自動車 ビジネス 企業動向
あいおい損保、トヨタユーザーにらみドイツに新会社
あいおい損保、トヨタユーザーにらみドイツに新会社 全 1 枚 拡大写真

あいおい損害保険は8日、ドイツのケルン市に新会社「ALIE社(Aioi Life Insurance of Europe AG)」を設立した。正確には英国の100%子会社である「欧州あいおいモーター&ジェネラル保険」が設立したもので、同日付でドイツ連邦金融監督庁から生命保険事業の免許を取得して新会社設立の運びになった。

あいおい損保は、トヨタ自動車の金融統括会社であるトヨタファイナンシャルサービスと連携し、海外におけるトヨタ車購入者向けに金融と自動車保険などを融合させたサービスを展開している。そして、新たな収益の柱として、生命保険事業にも力を入れ始めている。

今回の新会社設立は文字通りその現れで、ドイツでトヨタ車購入者に対して、生損保両分野の保険商品を販売できることになった。言ってみれば、トヨタユーザーをあらゆる角度から取り込んでしまおうというわけだ。

あいおい損保では、ドイツでの生命保険の販売を皮切りに、今後欧州各国における生損保両分野の保険商品の販売を展開していく計画だ。なお、新会社は初年度の収入保険料を約10億円見込んでいる。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る