代替運転手が確保できず仕方なく飲酒運転

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栃木県警は11日、自らが酒気帯び状態であることを自覚しながら、中学生の団体客を乗せた大型バスを運行したとして、46歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕した。

栃木県警・大田原署によると、道交法違反容疑で逮捕された男は11日の午前8時ごろ、那須塩原市の中学校がチャーターした大型バスを運転。駅伝大会に出場する中学生15人を乗せ、同市内の約7.4kmを酒気帯び状態で運転していた疑いがもたれている。

駅伝大会や中学校の関係者が男の呼気が酒臭いことに気づき、「飲酒運転の疑いがある」として警察に通報。これを受けて駆けつけた同署員がアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、逮捕に踏み切った。

警察の取り調べに対し、この男は「前夜の午後10時ぐらいまで焼酎1本(700ml)を飲んだ」と供述。当日は運転の予定が無かったものの、勤務予定だった運転手が欠勤したため、急きょ交替することになったという。また、この際には自分の酒気帯びも自覚していたが、「代替運転手が確保できないため、仕方なくやった」と話している。

《石田真一》

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