「壊れたラジエーター」ひき逃げ犯を教える

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静岡県警は13日、静岡市葵区内で発生した重傷ひき逃げ事件の容疑者として、23歳の男を緊急逮捕した。相手車両との衝突によってラジエーターが破損し、漏れた冷却液が男の逃走ルートを示していたという。

静岡県警・静岡中央署によると、事故が起きたのは13日の午前8時35分ごろ。静岡市葵区新通付近の市道で、交差点を進行していた52歳の女性が運転する原付バイクと、一方通行路を逆走してきた乗用車が衝突した。女性はバイクごと弾き飛ばされ、腰の骨などを折る重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、逃走車のから漏れ出したとみられる冷却液が路上に残されていることを発見。点々と残る冷却液をたどっていき、現場から約1.2km離れた民家に到着した。

この家に住む23歳の男から事情を聞いたところ、「飲酒運転の発覚を恐れた」などと供述。事故を起こして逃げたことを大筋で認めたため、業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で緊急逮捕している。

《石田真一》

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