ホンダ、非シリコン系太陽電池を量産・市販

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ホンダは19日、開発を進めてきた独自技術の次世代太陽電池を2007年後半から熊本製作所で量産すると発表した。06年秋からは子会社のホンダエンジニアリングが地域限定で一般家庭や公共施設向けに販売を開始、太陽電池事業に本格進出する。

ホンダの太陽電池は、素材に銅−インジウム−ガリウム−セレン(CIGS)化合物薄膜を使用している。現在の主力である結晶シリコン系に比べ、製造過程の消費エネルギーを半減させ、生産時から環境負荷を低減させた。

また、光を電力に変換する効率は結晶シリコン系と同レベルを確保。これにより、量産に踏み切ることにした。当初の生産規模は一般家庭約8000世帯分に相当する年間27.5メガワット分となる。

《池原照雄》

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