フォード ジャパンに外国人社長が就任

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フォード・モーター・カンパニーは、2006年1月1日付でフォード・ジャパン・リミテッドの代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)にランディ・クリーガーが就任すると発表した。同社に外国人が社長に就任するのは初めて。

現フォード・ジャパン代表取締役社長兼CEOの佐藤勝彦は同日付で、フォード・ジャパンの会長に就任する。

佐藤氏は、三菱自動車の副社長に急きょ転出した岩国氏に代わって2002年5月からフォード・ジャパンの社長を務めていた。しかし、販売台数は低迷したままで、トップ交代によって販売体制を強化すると見られる。

新社長に就任するクリーガー氏は、中国・重慶の長安フォードでは、マーケティング、セールスおよびサービス担当副社長を2003年5月以来務めており、2003年6月からの30カ月の間で、中国における長安フォードの販売実績を6倍としたほか、長安フォードのディーラー数を26店から150店まで増加させた。また、同期間のフォード・ブランドの認知度は2倍以上に上昇した。

フォード・バイスプレジデント兼フォード・アジア・パシフィックおよびアフリカ事業担当のピーター・ダニエル社長はランディ氏には「世界中で最も競争の激しい市場の1つである日本において、フォード・ブランドに有益な成長をもたらすに相応しい経験がある」としている。

クリーガー氏はフォードに約20年在籍し、フォードの北米、欧州市場において、マーケティングおよびディーラー管理などを経験した。また、彼はフォード・モーター・クレジット・カンパニーでも4年以上の経験を持つ。

《レスポンス編集部》

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