【ホンダ シビック 詳報】自然なフィーリングの1.8リッター i-VTECエンジン

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【ホンダ シビック 詳報】自然なフィーリングの1.8リッター i-VTECエンジン
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新型『シビック』は出力やトルクを高めながら低燃費を狙った、新開発の1.8リッターi-VTECエンジンを搭載している。

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このエンジンは低負荷走行時にはバルブを大きく開けながらも、バルブの閉じるタイミングを遅らせることで、一度吸気した混合気の一部を吸気ポートに押し戻し、少ない吸気量でもポンピングロスを減らすことに成功している。

そしてアクセルを大きく開けたときには、通常のバルブタイミングに瞬時に戻り、じゅうぶんなトルクを発生してくれる。その結果、低付加領域では、優れた燃費性能を実現している。

新型シビックのエンジン開発を担当した本田技術研究所の笠井泰彰さんは「新型シビックのエンジンは、燃費をよくすることはもちろんですが、そのことでドライバビリティが低下することだけはないように心がけました。バルブの切り替えは、スロットル開度や車速、エンジンの回転数、ギヤの状態などから走行状況を検知して行ないますが、そこの切り替えの制御が一番大変でした」

「このバルブを遅く閉じる制御は、高速巡航時だけではなく、市街地での短時間の一定走行でも行なっているので、実用燃費にも効果を発揮してくれます」と語る。

実際に新型シビックに乗って街なかを走ってみても、このi-VTECが働きバルブタイミングが切り替わっていることは、エンジンの音やショックではまったく分からない。自然に切り替わっているので、運転していて気が付くことはないだろう。

エンジン自体のフィーリングも、低回転からトルクがあるので自然に速度を乗せていってくれる。以前のホンダのエンジンのように高回転型ではなく、とくにパワフルさは感じないが、扱いやすいエンジンだ。新たに採用された5速ATとの相性もよい。

実際の燃費を図ることはできなかったが、このフィーリングで1.5リッター車並みの低燃費を実現できていれば大したものだ。(つづく)

《岡島裕二》

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