富士重中古車販売子会社がオークネットの検査専門会社に資本参加

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TVオークションの大手オークネットは20日、同社が保有するオートモビル・インスペクション・システム(AIS)の発行済み株式の3%をスバルユーアイに譲渡すると発表した。

AISは、中古車流通での車両検査・評価の信頼性向上を目的に1996年9月にオークネットから独立した車両検査専門会社。全国に配置した180人の認定検査員が中古車・オートバイの車両検査を行っている。現物を見ずに取引を行うTVオークションの不可欠な要素である車両情報の信頼性を追求するため、20年にわたって蓄積したノウハウと累計450万台以上の検査実績をベースに、厳正な検査を行っている。

現在ではオークネットのTVオークション出品車両は、AISに出資しているトヨタユーゼック、ホンダ中古車販売、日産ユーズドカーセンター、マツダ中販とともに、中古車の評価基準や修復歴基準の統一化を進めている。

スバルユーアイは、富士重工業グループの中古車流通機能としての役割を担い、現在、現車オークションとTVオークションの開催運営や中古車の商品化などを行っている。

オークネットとスバルユーアイは、すでに中古車TVオークションで提携しており、2004年10月からオークネットのTVオークション内に「スバル ディーラーチャネル」を定例開催している。

《レスポンス編集部》

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