「生産工場の改革に着手する」とホンダの福井社長

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「生産工場の改革に着手する」とホンダの福井社長
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ホンダの福井威夫社長は20日、年末会見を行い、そのなかで販売強化や研究開発強化に続いて、生産面でも強化していく方針を打ち出した。

「進化型『VTEC』や『NSX』後継車に搭載するV10エンジンなど、高度な次世代エンジンの量産化や需要拡大するハイブリッドエンジンの増産を見据え、パワートレイン生産体制のさらなる強化を図る」と福井社長は語り、さらにこう続けた。

「世界へ次世代のパワートレイン量産技術やユニットを供給していく日本で、生産技術の次のステップへの革新を図るため、生産工場の改革の検討に着手した」

言ってみれば、ホンダの世界的な発展は日本の生産技術や生産効率の向上がカギになり、そのためには日本の生産面での刷新が必要というわけだ。

具体的な内容については、今回触れられなかったが、「1年以内に発表する」(福井社長)とのことだ。06年はホンダにとって、大きな改革の年になりそうだ。

《山田清志》

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