18日午後、京都府三和町内の国道9号線で、対向車線側に逸脱したワゴン車がトラックと正面衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車は大破し、乗っていた2人が死亡。3人が重軽傷を負った。
京都府警・福知山署によると、事故が起きたのは18日の午後1時ごろ。三和町莵原中付近の国道9号線で、対向車線側に逸脱したワゴン車が、前から走ってきた大型トラックが正面衝突した。
この事故により、ワゴン車の3列目座席に座っていたとみられる50歳の女性と23歳の男性が衝突の衝撃で弾き飛ばされ、リアガラスに頭を強打して死亡。このクルマを運転していた53歳の男性ら、前列と中央列に座っていた3人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。トラックを運転していた男性も軽傷を負った。
現場は緩やかなカーブとなっており、当時は記録的な大雪による積雪で、路面がシャーベット状になっていた。警察ではワゴン車の滑り止め使用の有無を調べるとともに、運転者の回復を待って業務上過失致死傷容疑で事情を聞くとしている。
