【インプレ'05】松下宏 メルセデスベンツ『Aクラス』 走りを語れるレベルに成長した

試乗記 国産車
【インプレ'05】松下宏 メルセデスベンツ『Aクラス』 走りを語れるレベルに成長した
【インプレ'05】松下宏 メルセデスベンツ『Aクラス』 走りを語れるレベルに成長した 全 1 枚 拡大写真

新型『Aクラス』に搭載されるエンジンは直4で1.7リッターと2リッターの2機種。いずれもSOHCで動力性能は平均レベル。A170の動力性能は85kW/155Nmだが、最大トルクを発生する回転数が低くて幅広いので、日常シーンで扱いやすく、アクセルを踏み込んだときの加速の伸びもまずまず。ただ、高回転まで回したときのパンチ力などはさほどではなく、もう少しパワーが欲しいと感じることもあった。

7速マニュアルモード付きのCVTの変速フィールは上々のレベル。CVTに特有の回転計と速度計の針の動きの違和感は残るが、とくに気になるレベルではない。むしろ7速マニュアルモードを積極的に使って気持ちよく走れるのがいい。

足まわりはメルセデス・ベンツらしい安定感にあふれたもの。手ごたえじゅうぶんのステアリングのフィールも安心感のあるドライブにつながっている。

■5つ星評価
パッケージング:★★★☆☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★☆☆

松下 宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る