凍結路面で無人RVが滑走、男性死亡

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23日夕方、奈良県室生村内の村道で、68歳の男性が凍結路面を無人のまま滑走してきたRVにはねられて死亡する事故が起きた。RVは死亡した男性が所有するもので、サイドブレーキは掛かったままだった。

奈良県警・宇陀署によると、事故が起きたのは23日の午後4時25分ごろ。室生村西谷付近の村道で、頭などから血を流した68歳の男性が側溝の中で倒れているのを親族が発見した。男性は間もなく出血性ショックが原因で死亡している。

死亡した男性が倒れていた側溝から約15m離れた場所には、この男性が所有するRVが側溝に脱輪するかたちで立ち往生していた。RVのドアは開いたままで、サイドブレーキも掛けられた状態。発見した親族によると、男性はイノシシ狩りの準備をするため、車外に出て荷物の積み込み作業を行っていたという。

男性の着衣にはこのRVのタイヤ痕があったことや、現場が急な下り坂であることから、警察では凍結路面を無人のまま滑走してきたRVの前方にいた男性がはねられたか、滑走を抑止しようとした矢先に押し倒されたものとみている。

《石田真一》

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