酒気帯びの発覚恐れて当て逃げ、さらに正面衝突

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24日未明、神奈川県川崎市川崎区内の県道で、接触事故を起こして逃走していた乗用車が対向車線側に逸脱し、順走していたタクシーと正面衝突する事故が起きた。

神奈川県警・川崎署によると、事故が起きたのは24日の午前2時50分ごろ。川崎市川崎区日進町付近の県道で、対向車線側から逸脱してきた乗用車と、順走していたタクシーが正面衝突した。双方のクルマは衝突によって大破。タクシーを運転していた57歳の男性が右手首の骨を折る全治2カ月の重傷を負っている。

通報を受けて現場に急行した同署員が、対向車を運転していた27歳の男の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出。本人も飲酒運転の事実を認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

男はこの事故の直前、数百メートル先で別の対向車とも接触する事故を起こしており、現場から逃走しようと加速している最中にタクシーと衝突したものとみられている。対向車の運転者にケガは無かったが、警察ではひき逃げ容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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