【トヨタ bB 新型発表】「マーケティングの研究が大事」と渡辺社長

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ bB 新型発表】「マーケティングの研究が大事」と渡辺社長
【トヨタ bB 新型発表】「マーケティングの研究が大事」と渡辺社長 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は26日、東京・新木場のスタジオ・コーストで開いた新型『bB』の発表会場で、「マーケティングをしっかり研究していく必要がある」と語り、こう続けた。

「われわれが社会人になったときは、クルマがステータスで、それを持とうという目標があった。しかし、いまはクルマがステータスや目標でなくなっているのではないか」

この5年、世界でクルマの保有台数は1億台も増えているが、日本では頭打ちの状態で、新車の販売台数も長いこと600万台を下回っている。景気が回復し、個人消費も上向いて、高額商品が売れているのに、クルマの販売台数はなかなか伸びない。

渡辺社長によれば、それは自動車メーカーが顧客のニーズにあった、顧客が持ちたいと目標になるクルマを出していないからではないかというわけだ。どのメーカーも似たようなクルマを販売し、その結果、顧客はどのクルマを買っても大して変わらないと考えてしまう。これではステータスとして魅力あるクルマとはならない。

今一度、マーケティングについて研究し、ステータスになるような車を販売する。渡辺社長はこの思いが強くなっているという。その一つの表れが若者を意識した新型bBなのかもしれない。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  2. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る