新型トヨタ『bB』のデザインについて「エクステリアでは、『セルシオ』にも負けない“堂々とした存在感”も目指しました」と語るのは、ダイハツ工業デザイン部第3スタジオの岩村卓さん。ダイハツが生産を担当することから、開発にはダイハツのデザイナーも協力している。
「『パッソ/ブーン』ベースですが、骨格は2540mmのロングホイールベース、フロント680mm、リア580mmのショートオーバーハングが基本です。さらにフェンダーの張り出しで四隅にタイヤを配置し、踏ん張らせ感を出しています」
「プランビューで見て、大きく弧を描くフロントグリルやルーフ。前に出し立ったAピラーも、居住性に寄与するだけでなく、存在感を強調します」
「またベルトラインを高くしたことで、妖しさを出し、それによって重たさ、強さ、存在感を出しています」