GM(ゼネラルモーターズ)は、サーブ「バイオパワー」がベルギーの自動車関連媒体の専門ジャーナリスト(BJAP)によって選考される2006年度の「FuturAuto」賞を受賞したと発表した。
サーブ『9-5 2.0t バイオパワー』は、エタノールを燃料とし、環境に優しいだけでなく、ガソリン駆動の同等モデルを上回るパワーとパフォーマンスを実現した環境自動車。同モデルは、すでにスウェーデンで実用化されており、同国では昨年7月の発売以来、5500台以上を受注している。
ターボ技術とトリオニック・エンジン・マネジメント・システムを採用することで、9-5 2.0tバイオパワーのエンジンは、E85燃料の高いオクタン価を十分に活用できるようになっている。ベースのガソリン車と比べて最大出力が20%、トルクが16%と上回っている。
FuturAuto賞は、最も広い意味でオーナードライバーに役立つ革新的な製品または技術に与えられるもの。同賞の授与式は1月10日、ブリュッセルモーターショーのプレスデーにサーブのブースで行われた。