【東京オートサロン06】新型 MPV のチーフデザイナーはインテリア出身
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そのベースモデル=量産型の開発を指揮した青山裕大氏は、マツダのすべてを詰め込んだと自信を語った。「2代目のMPVはパッケージ重視した結果、ベストセラーになりました。3代目はパッケージングのよさを生かしつつも、マツダならではの走りの良さ、マツダDNAを体現したアスレチックなデザインを採用しました。ミニバンに2回目、3回目と乗り換えていただくお客様にも満足していただけると思います」と語る。
「今回、チーフデザイナーを務めたのはインテリアデザイン出身です。そのために人が3列にしっかり乗れ、車高を下げながらも床を下げることにより、先代と同じ室内高を確保するパッケージからデザインしました」
そして走りの良さの秘密には、「エンジンはマツダスピードアテンザのエンジンをベースにしていますが、もちろん独自のチューニングが施され、低速でトルクが出るエンジンです。そして足回りには、普段、シートアレンジの為に犠牲になるリアサスペンションに、マルチリンクが使われています」と語った。
他にも青山氏は、鍛え上げた高剛性ボディが、マツダならではの走りの良さを実現していると語った。今度の新型マツダ「MPV」は「人馬一体」を進化させた、「三位一体」の走り(ボディ、エンジン、足回り)が強いアピールポイントになりそうだ。
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