【東京オートサロン06】デジタル制御のスロットカー…タカラが先行販売

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京オートサロン06】デジタル制御のスロットカー…タカラが先行販売
【東京オートサロン06】デジタル制御のスロットカー…タカラが先行販売 全 2 枚 拡大写真

玩具メーカーのタカラも東京オートサロンの常連。今回は2月25日に発売予定の新型スロットレーシングカー『Quattro X』(クワトロエックス)を展示した。デジタル制御により、1レーンに4台、同時に走らせることができるのが従来のスロットカーとの違い。

従来より小規模なコースで複数のマシンを走らせることができるのが利点だ。またモノレールや鉄道のレールのようなレーンチェンジシステムをコース途中に設置でき、手元のボタン操作で走行レーンを変更し、ライバル車を追い越すことができるのも特徴。縮尺は1/32。

運動特性の評価は専門家に任せるべきかと思うが、記者の印象では、速度を維持するにはかなり微妙なコントロールが要求される。いわゆる“ON/OFF操作”ではレースにならない。

マシンは、フルスロットルでは半径の大きい方のカーブを曲がりきれないほどの速度に到達、またブレーキボタンの操作が不要なほどの“エンジンブレーキ”=スロットルレバーを完全に緩めた際の減速度を備える。

マシンは全日本GT選手権(2004年)に参戦した6台。チームやスポンサーの公認を得てデザインを再現している。単品販売の車両にはレースクイーンフィギュアが付属するが、このデザインも同様だ。

オートサロン会場では会期中、このマシンを先行販売。予価6300円を5300円の特別価格で、フィギュア分ぐらいが値引きになっている。マシン2台付き、レーンチェンジ可能なコースセットは予価3万1500円。なおタカラはトミーとの合併が決定しているので、これが最後の「タカラ」製品になる……かも?

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る