「2006年の最重要課題は販売店の質の向上」と富士重工の竹中社長

自動車 ビジネス 企業動向
「2006年の最重要課題は販売店の質の向上」と富士重工の竹中社長
「2006年の最重要課題は販売店の質の向上」と富士重工の竹中社長 全 1 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は13日、都内で新春会見を行い、その席上、竹中恭二社長は「今年の最重要課題は販売店の質の向上」と強調し、こう付け加えた。

「従来、ややもすると台数ということが優先施策になっていたが、スバルという商品特性からすると、本来の販売の姿は商品の持っている個性をお客様に伝え、理解してもらい、そして乗ってもらって満足していただく。こういった販売がスバルの生き方である」

そのためには、顧客に直接接する販売店の営業マン、サービスマンの質向上が大事だというわけだ。販売会社の再編統合もその一環で、余剰になるスタッフ、約1割の600人を販売に振り向け、一人当たりの担当を少なくして、密度の濃い営業を図る。と同時に販売店のリニューアルも進めていく。

竹中社長としては、このような販売を通じて台当たりの収益性を上げることはもちろんのこと、一昨年ある調査で販売店の顧客満足度が最下位だった汚名を返上したいという思いもある。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る