ケータイ使いながら飲酒運転…現職警官を送検

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鹿児島県警は12日、酒気帯び状態でクルマを運転し、さらには携帯電話まで使用していたとして、県警・機動隊に所属する26歳の巡査長を道路交通法違反(酒気帯び、携帯電話使用)容疑で書類送検するとともに、停職3カ月の懲戒処分を実施した。

鹿児島県警・監察課によると、この巡査長は2005年12月23日深夜から翌24日の未明まで同僚とともに鹿児島市内の飲食店で酒を飲み、酒気帯び状態であることを認識しながらクルマを運転。鹿児島市新栄町付近の県道を蛇行しているところを県警・交通機動隊のパトカーによって発見されていた。

摘発時に巡査長からは呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出。さらには摘発時に携帯電話を使用していたことも発覚した。また、助手席には同僚の22歳巡査が乗車しており、巡査も酔った状態だった。

当日は2人とも非番だったものの、監察課では「飲酒運転取り締まりを強化している中の不祥事であり、警察官としてあるまじき行為」と判断。巡査長を道交法違反容疑で書類送検するとともに、12日付けで停職3カ月の懲戒処分を実施。飲酒運転を止めなかった同僚の巡査も戒告処分とした。

《石田真一》

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