トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、このほどデトロイトでGM(ゼネラル・モーターズ)のリック・ワゴナー会長と会談したことを明らかにした。両社による先端分野技術協力(CAT)について意見交換した。
CATは1999年春から先進技術の情報交換などを目的に始まったもので、燃料電池技術などが対象となっている。一度の期間延長を経て今年3月に期限が切れる予定。両社は引き続き、3月までに実務レベルで今後の協力について協議を進めるという。
渡辺社長は業務の都合で8日に開幕した北米国際自動車ショーに欠席したため、ショー会場でワゴナー会長と会談できず、別途会見をセットした。