高速料金不払いの暴走族メンバーを逮捕

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警視庁は16日、集団暴走を行っていた際に首都高の料金所を通行料不払いのままで強引に突破したとして、埼玉県内を中心に活動する暴走族のメンバー2人を道路交通法違反(共同危険行為)と道路整備特別措置法違反(不正通行車両)容疑で逮捕した。

警視庁・交通執行課によると、逮捕された2人は2005年10月29日深夜、他の約20人のメンバーとともにバイク16台で集団暴走を行っていた際、首都高速に進入。通行料不払いのまま料金所を突破し、東京都品川区東八潮から港区台場付近までの首都高速湾岸線など約8km区間を30km/h程度の低速で走行。他車の走行を妨げた疑いがもたれている。

警察では道交法違反(共同危険行為)での摘発を目指していたが、2005年10月に道路4公団の民営化に合わせて施行され、高速道路の不正通行に関する罰則規定を盛りこんだ改正道路整備特別措置法の適用も決定。両容疑で暴走の首謀者とされる25歳の男や、17歳の少年を逮捕した。

改正道路整備特別措置法による不正通行の罰則は30万円以下の罰金となるが、暴走族の料金所突破で適用されるのは今回が初めてとなる。調べに対して2人は「暴走族が料金を支払わないのは当たり前だ」などと供述し、開き直っているという。

《石田真一》

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