アーケード暴走の男、殺人未遂容疑で再逮捕

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昨年12月、宮城県仙台市青葉区内のアーケード街で乗用車が暴走し、7人が負傷した事件について、宮城県警は16日、事件直後に業務上過失傷害容疑で逮捕していた52歳の男を殺人未遂容疑で再逮捕した。

宮城県警・仙台中央署によると、問題の事件は25日の午後6時50分ごろ発生している。仙台市青葉区一番町3丁目付近の市道アーケード街「マーブルロードおおまち」で、52歳の男が運転するワゴン車が強引に進入して暴走。約90mの距離を走り抜ける途中で歩行者7人を次々にはねて軽傷を負わせた。警察では男を業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の現行犯で逮捕している。

これまでの調べで、男は「職場の人間関係が辛かった」、「今年4月に起きたトラック暴走事件の報道を見て“俺も捕まれば楽になる”と思った」などと供述してきたが、最近になって「憂さ晴らしとして人をはねようと思った」、「渋滞でイライラしていたので、アーケード街に進入してやった」など、当初から故意にアーケード街に侵入したことを大筋で認めた。

また、現場付近に設置されていた防犯ビデオの映像解析から、クルマが約25km/hの速度で走行していたことや、歩行者2人を狙うようにはねた可能性が出てきたため、警察も「過失でなく故意だった」と判断。殺人未遂容疑での再逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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