死亡ひき逃げ犯、車上荒らし容疑で再逮捕

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福岡県警は16日、昨年12月に福岡県北九州市内の国道3号で死亡ひき逃げ事故を起こし、業務上過失致死罪で逮捕・起訴された35歳の男が、昨年6月に同市内で発生していた車上荒らし事件にも関与していたことがわかり、窃盗容疑で逮捕した。

福岡県警・小倉北署によると、問題の事件は2005年6月7日に発生している。北九州市小倉北区赤坂1丁目付近のコンビニエンスストア駐車場で、臨床検査を請け負う会社が所有する乗用車から、43人分の検体(血液や尿、便)が収められたクーラーボックスや、検査結果を収録したフロッピーディスク2枚が盗まれているのを運転者が発見。警察に届け出た。

警察では車上荒らし事件として窃盗容疑で捜査を行っていたが、昨年12月に北九州市小倉北区上富野付近の国道3号を自転車で横断していた親子をひき逃げし、死亡させたとして逮捕された男が、余罪追及の際に「車上荒らしを行った」と供述。それが6月の事件であることが判明したため、窃盗容疑での再逮捕に踏み切った。

調べに対し、男は「中身を知らずに盗んだ。腹が立って処分した」などと話しているという。男は他の車上荒らし犯行に関わったこともほのめかしており、警察では引き続き余罪を追及する方針だ。

《石田真一》

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