【スズキ MRワゴン 新型発表】走行性能、燃費とも向上

エコカー 燃費
【スズキ MRワゴン 新型発表】走行性能、燃費とも向上
【スズキ MRワゴン 新型発表】走行性能、燃費とも向上 全 3 枚 拡大写真

新型スズキ『MRワゴン』のメカニズムは、ベースモデルとなった『ワゴンR』とほぼ共通。旧型モデルからシャーシが一新され、走行性能、快適性ともに大幅な向上を果たしたという。

エンジンは直列3気筒で、自然吸気とターボの2種類がある。メインとなる自然吸気は可変バルブタイミング機構を備え、軽自動車用エンジンとしてはかなり低速側に振られている。スペックは最高出力54ps@6500rpm、最大トルク6.4kgm@3500rpm。

ターボは性能の大幅な向上ではなくトルク増強によるゆとりの走りを狙った低過給圧のマイルドチャージ。最高出力60ps@6000rpm、最大トルク8.5kgm@3000rpm。

エンジンパワーは旧型とまったく同一だが、実は低張力ピストンリングの採用などこまめな改良を随所に受けており、排ガス規制については自然吸気が平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)を達成、ターボも同50%低減レベル(3つ星)を達成している。

燃費も自然吸気のFFが21km/リットル、ターボのFFが18.8km/リットルと、旧型モデルより大幅に向上しており、燃費基準+5%を達成できなかったターボ4WDを除く全グレードともグリーン税制が適用される。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る