【JNCAP2005】55km/hでもチャイルドシートは壊れない

エコカー 燃費
【JNCAP2005】55km/hでもチャイルドシートは壊れない
【JNCAP2005】55km/hでもチャイルドシートは壊れない 全 6 枚 拡大写真

チャイルドシートアセスメントの衝突試験は、同一メーカー製(コンビ)のものが乳児用と幼児用の2タイプで行われ、さらに別メーカー(レカロ)のもので使用性評価試験のデモンストレーションが行われるという内容の濃いものとなった。

チャイルドシートの衝突試験は、チャイルドシートを搭載したクルマを実際に破壊するのではなく、チャイルドシートを搭載した実験体(先代のトヨタ『エスティマ』のホワイトボディ)に対して、圧縮空気で金属棒を打ち出すHYGE試験機を使い、55km/h相当の衝撃と同一の加速を与えるものだ。

衝突試験はいずれもコンビ製のもので、前半が乳児用シートの『カブリオレ』、後半が幼児用の『ブオンキッズEG AT-520』を使って行われた。衝突後のシートでは、固定に使うシートベルトが擦れてプラスチック部品が白化する現象は見られたものの、構造が破壊するようなことはなかった。

使用性評価試験はレカロ『スタート0+』を使い、デモンストレーションが行われた。この試験では、取扱説明書や外箱などの記載内容や本体表示内容、各機構の性能や座席への取付け、着座性などを評価するもの。通常は5人で行うが、今回はデモンストレーションということもあり、作業の進め方を3人で再現した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る