水素 燃料電池展…404社が出展して開幕

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水素 燃料電池展…404社が出展して開幕
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「第2回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2006)」が25日、東京ビッグサイトで開幕した。同展は燃料電池に関するあらゆる新製品、設備、最新技術が一堂に集結する世界最大の国際専門展で、前回の237社を大幅に上回る404社が出展した。

会場には燃料電池車をはじめ、スタック部品である電解質幕やMEA(幕電極複合体)、シール材、セパレーター、ガス拡散層、電極触媒などの部材、そしてその製造装置など、燃料電池周辺機器部品が多数展示されている。なかには燃料電池で動く玩具なども展示されていて、来場者の目を引いていた。

この展示品を見て回るだけで、燃料電池というものがどのような部品の集積で成り立っているのか、あるいは燃料電池にはどのような可能性があるのか、自分の目で確かめることができるだろう。さらに、燃料電池車の同乗体験も行っているので、性能についても確認できるに違いない。

また、この展示会と併せて燃料電池に関する数々の講演やセミナーが開催されている。初日の25日には、「世界をリードする燃料電池自動車開発」というテーマでトヨタ、日産、ホンダの担当者が講演を行った。26日にはトヨタの瀧本正民副社長が基調講演を行い、同社の持続可能なモビリティーへの取り組みと普及に向けた燃料電池自動車の開発状況を紹介する。

なお、同展は27日まで開催されている。主催はリードエグジビションジャパン。

《山田清志》

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