15回以上の出頭拒否…死亡事故を起こした男を逮捕

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三重県警は22日、死亡事故を起こしながらも事情聴取などを目的とした出頭を理由なく拒み続けていた35歳の男を業務上過失致死容疑で逮捕した。

三重県警・大台署によると、問題の事故は2005年1月1日の午前11時20分ごろに発生している。大台町佐原付近の国道42号で、信号待ちのために停車していた乗用車に対し、後続の別の乗用車が追突。助手席に同乗していた7歳の男児が頭などを強打して死亡した。男児はシートベルトを着用していなかったか、すり抜けたものとみられている。

警察ではクルマを運転していた男から任意で事情聴取を行おうとしたが、男はこれを理由もなく拒否。警察の出頭要請も15回以上も拒み続けたため、捜査に支障が出ると判断。業務上過失致死容疑での逮捕に踏み切った。

通常、逮捕は容疑者が逃走したり、証拠隠滅を行う可能性がある場合、それを阻止する目的で行うが、男にはその兆候が見られず、死者は出たものの任意捜査で十分という判断があったという。

《石田真一》

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