スリップでパニック? 女性死亡

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23日夜、京都府福知山市内の市道で、24歳の女性が運転するクルマが凍結路面でスリップして縁石に接触し、その弾みで対向車線側に弾き飛ばされ、順走してきた対向の乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故により、女性が腹部強打で死亡している。

京都府警・福知山署によると、事故が起きたのは23日の午後7時45分ごろ。福知山市上天津付近の市道で、24歳の女性が運転する乗用車が凍結路面にハンドルを取られて道路左側の縁石に接触。その反動で弾き飛ばされるようにして対向車線側に逸脱した。

この直後、対向車線を走ってきた28歳の男性が運転するクルマと正面衝突し、双方のクルマは大破。女性は近くの病院に収容されたが、腹部を強打しており、事故から約6時間30分後に多臓器不全で死亡。男性も顔を切る軽傷を負った。

現場は比較的見通しの良い直線区間だが、路面は凍結してアイスバーンとなっていた。事故当時の気温はすでに氷点下となっており、警察では女性が最初のスリップでパニックに陥り、ハンドル操作を誤った可能性もあるとみている。

《石田真一》

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