ブリヂストン 2006年 活動発表…全勝宣言

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ブリヂストン 2006年 活動発表…全勝宣言
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30日、東京都内ホテルにおいて、年始恒例のブリヂストン・モータースポーツ活動発表会「BRIDGESTONE NEW YEAR'S RECEPTION」が開催された。F1参戦10周年を迎える節目のシーズンに向けて、関係者が王座奪還への強い意志を表明している。

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近年は“フェラーリ一本槍”という雰囲気が強かったBSのF1活動だが、今季は大幅なラインアップ強化を果たした。ウイリアムズとトヨタが陣営に加わり、新チームのスーパーアグリF1がBSを履くことも当日付けで正式発表。フェラーリ以外の既存BS勢ではMF1(旧ジョーダン)が残り、トロロッソ(旧ミナルディ)が離脱。全11チーム中の5チームにBSが、6チームにライバルのミシュランがタイヤ供給することになった。

「(ワンメイク時期も含めて)7年間守ってきたタイトルを逃した昨季は、やはりフェラーリしか上位チームがいないことで、データ不足などの影響がでました。今年はF1参戦10周年のシーズンでもありますし、当社のモータースポーツ推進室にとっては30周年でもあります。勝ちます」と同室長の安川ひろし氏は力強く宣言。

「ウイリアムズとトヨタが入ったことで、量だけでなく、データの質が上がっています。(フェラーリを含むBSの上位)3チームはそれぞれ06年マシンも出揃って、いま、あちこちでテストをしていますので、開幕戦のバーレーンには良い仕様をもっていけると思います。まず1勝。そしてチャンピオンを目指します」

お馴染みの浜島裕英MSタイヤ開発室長も新体制に手応えを感じている。さらにビデオで登場した若いエンジニアたちからも、ミシュランの来季撤退をふまえた「最後は負けられない」という力強いセリフが聞かれた。

覇権奪還へ。スタッフの意志統一は完璧といえよう。渡邉惠夫社長からは、「昨年の雪辱を果たしたい。すべてのレースに勝つつもりで真剣勝負」と、全勝宣言(?)まで飛び出している。

《遠藤俊幸》

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