走行中のクルマを鉄片が直撃

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26日夜、神奈川県鎌倉市内の県道で、走行中の乗用車に対して重さ約1kgの鉄片が衝突。フロントガラスを貫通し、69歳の女性の顔面に当たる事件が起きた。女性は顔の骨を折る重傷を負っている。

神奈川県警・鎌倉署によると、事件が起きたのは26日の午後9時30分ごろ。鎌倉市浄明寺3丁目付近の県道を69歳の女性が運転する乗用車が走行していたところ、突然フロントガラスが割れ、顔に何かが命中した。女性はそのまま約1kmほど運転して自宅にたどりついたが、顔の痛みが激しいことから消防に通報。女性は救急車で近くの病院に収容されたが、左頬の骨を折る全治2カ月あまりの重傷を負っている。

警察がクルマの検証を進めたところ、車内から重さ約1kgの鉄片を発見。これが車外から飛び込み、女性に命中した可能性が高いことがわかった。

鉄片は長さ15cm、幅7.4cm、厚さは1.5cmほどのものだが、何に使われているものかわからないという。道路に落ちているものとは考えにくく、警察では何者かがすれ違うクルマに向かって投げ込んだ可能性もあるとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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