志賀日産COO「1月は上向きトレンドに…」

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日産自動車の志賀俊之COOは1日、メディア関係者と懇談し、低迷が続く国内販売について「収益を確保し、商品の価値で売るという地道なサイクルを続けるしかない」と強調した。

日産の国内販売は中期計画「日産180」が終了した昨年10月から大幅なマイナスが続いている。180達成に向けた増販の反動や、2004年秋以降に集中投入した新モデルが息切れした格好となっている。

1日に速報がまとまった1月の実績は「少し上向きトレンドになった」(志賀COO)というものの、登録車は前年同月に比べ14%落ち込んだ。軽自動車が17%と大きく伸ばしたが全体では9%のマイナス。「長期的な取り組みで一歩一歩向上させる」構えだが、日本市場の責任者でもあり、180の反動は志賀COOに重くのしかかっている。

《池原照雄》

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