トヨタ自動車は2日に北米での生産累計が1500万台に達したと発表した。1984年にGM(ゼネラルモーターズ)との合弁会社「NUMMI」での生産を開始して以来、20年での到達となった。
トヨタはNUMMIに次いで1988年から米ケンタッキーおよびカナダ工場を立ち上げるなど、北米生産を拡充してきた。
北米法人によるとトヨタはこれまで約160億ドル(約1兆9000億円)を北米事業に投資している。製造部門の直接雇用は約2万7000人。現在の生産能力は年151万台となっている。工場別の生産累計ではケンタッキーが639万台、次いでNUMMIの449万台(トヨタ車分)、カナダの248万台などとなっている。
日本メーカーでは1982年にオハイオ州で生産開始したホンダが、昨年夏に北米生産1500万台を達成している。