【三菱 i 発表】ミッドシップのメリットは?

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 i 発表】ミッドシップのメリットは?
【三菱 i 発表】ミッドシップのメリットは? 全 6 枚 拡大写真

三菱自動車『i』(アイ。1月24日発表)はリヤミッドシップレイアウトを採用した軽自動車だが、エンジンを後方に置くメリットはどこにあるのか。商品開発本部の岩男明信さんに話を聞いた。

「エンジンをリヤミッドシップに置くことで、優れたスタイリングと居住性を両立することができます。また、走りに関してもメリットが多く、45:55という前後重量バランスを実現し、駆動輪には常に荷重がかかることで安定したトラクションを確保することができます。フロントエンジン車と比べて制動時に前のめりになることもないので、ブレーキング時も車両姿勢は安定しています」

「また、ロングホイールベースとすることで、ピッチングを減少させ、軽自動車とは思えぬ落ち着いた走りを見せてくれます。その上で、前輪はエンジンがない分、タイヤ切れ角を大きくできるので、最小回転半径は『eKワゴン』並の4.5メートルを実現しました」

「i の開発は、リヤミッドシップレイアウトありきで始まったものではありません。先にスタイリングを描いてからパッケージを決め、その上で、より気持ちよく走るクルマを作るためにはどうしたらよいかを考えた結果、リヤミッドシップという答えに到達しました」という。

つまり、理想の軽自動車を描いた結果が、i のリヤミッドシップというレイアウトを生んだようだ。それだけあって、i にはミッドシップのメリットが大いに活かされている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る