トヨタは、28日から開幕するジュネーブモーターショーにおいて、4つのコンセプト・モデルを展示する。小型SUVのコンセプト『アーバンクルーザー』(Urban Cruiser)や『ファインT』(Fine-T)など。
アーバンクルーザーは、南仏ニースにあるトヨタの欧州デザインセンターED2(Toyota Europe Design Development社)がデザインした未来のSUVだ。トヨタのSUVの遺産を引き継ぎながらも、センスの良さとオリジナリティを追求している。内装もトレンディな仕上がり。
ファインTは、ハイブリッドカーの次のステップをイメージしたコンセプトカー。環境への影響をいかに小さくするかを追求する。
『ヤリス』と同じの大きさの車体に、『アベンシス』なみのキャビンスペースを確保する。4つのタイヤが向きを変えることで、従来の自動車ではありえないほどの小さい半径で方向を変えることが可能。昨年の東京モーターショーで『ファインX』として発表されたもの。
また、東京モーターショーでおなじみの『i-swing』も展示される。
このほか、ヨーロッパで発売されたばかりのヤリス(日本名『ヴィッツ』)のハイパフォーマンス・コンセプトとして『ヤリス Tスポーツ』も公開される。ヤリス Tスポーツは、ヤリスとしては最大となる1.8リットルのエンジンを搭載。バンパー、ラジエーター・グリル、合金ホイール、サスペンションなどが一新され、よりアグレッシブなスタイルを実現した。