1月20日発表された新型スズキ『MRワゴン』のインテリアトリムに採用された「パイル（繊維）添加樹脂」。特徴は「従来の樹脂では出せなかった温かみが感じられること」とスズキデザイン部の山内朋子さん。
ママと子供に向け開発された新型MRワゴン。山内さんは「温かみのある優しい空間」「子育てとオシャレを両立できるクルマに仕立てた」という。
「さらにシボ加工を加えることで陰影が出てファブリックのような温かみを表現している。質感だけを求めるなら、塗装したり実際に布を張るといった方法もあるが、軽自動車の厳しいコスト制限や、子供が汚してしまった場合のクリーニングの利便性といったことも踏まえ、この素材を採用した」
「女性は臭いと音に敏感。騒音対策や、嫌な臭いを消す消臭天井やシートを採用し、乗る人に優しい空間となっている」
