3日午後、京都府京都市山科区内で、盗難車に乗っていたとしてパトカーに追跡されていた男2人が、途中で別のクルマも強奪して逃走を続ける事件が起きた。警察ではパトカーやヘリコプターを使い、大規模な捜索を実施。最終的には逮捕している。
京都府警・山科署によると、事件が起きたのは3日の午後0時30分ごろ。京都市山科区内の府道をパトロールしていた同署のパトカーが盗難手配の出ていたワゴン車を発見。ただちに追跡を開始した。ワゴン車は逃走中に山科区竹鼻付近でハンドル操作を誤って民家の壁に衝突。自走不能になったが、乗っていた2人の男たちは近くを通りかかったクルマを強奪。さらにと嘘を続けた。
警察ではヘリコプターを出動させ、上空から逃走するクルマを追跡。地上を走る13台のパトカーをコントロールして容疑車両を追い詰めた。このクルマも最終的には信号待ちをしていた他のクルマに追突して停止。2人は道路交通法違反の容疑で逮捕されている。
ワゴン車には別の男がもう1人乗っていたとの情報もあり、警察では逮捕した2人を厳しく追及。クルマの入手ルートや同乗者などを調べる方針だ。
