ダッジブランドとして初のミッドサイズSUVとして、発表前から注目を集めていた『ニトロ』の2007年市販モデルが、10日から開催の「シカゴオートショー」(シカゴモーターショー)でデビューする。
ニトロはジープ『リバティ』のプラットフォームを流用、エンジンはスタンダードが3.7リットルV6、パフォーマンスパッケージでは4.0リットルV6が利用可能。
ダッジにはフルサイズSUVの『デュランゴ』があるが、昨年のガソリン価格高騰により、売り上げは15%落ち込んだ。そのため、よりコンパクトなニトロはダッジディーラーにとっても顧客をブランドに引き寄せるパワーとして歓迎されている。
さらに、ダッジでは2007年にはニトロをヨーロッパその他の海外市場でも紹介していく予定だ。また、日本での販売も視野に入れ、右ハンドルバージョンも提供する。
今年後半には市販が始まるが、価格は現在のところ発表されていない。