トヨタ、4-12月累計は営業増益に

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トヨタ自動車が7日発表した、2006年3月期の第3四半期までの累計(4−12月)業績は、連結営業利益が前年同期比0.2%増の1兆2917億円となった。9月中間期時点では前期に比べて営業利益が568億円も減少していたが、第3四半期の販売増や円安効果で一気に増益に転換した。

12月までの累計売上高は11.8%増の15兆2865億円となった。第3四半期での北米やアジア、その他地域での販売増が寄与した。東京三菱とUFJの銀行合併による株式交換差益が営業外で1433億円発生、12月までの純利益は9.9%増の9680億円と、1兆円に迫る規模となった。

東京で会見した鈴木武専務は「先行投資的に大変(巨額の)お金を使ってきたが、累計で増益に転じ、一段の収益力がついてきた」と、評価した。通期の連結業績については「第4四半期も増収増益のトレンドを継続し、増収増益が確保できる」と述べ、5期連続で最高益を更新する見通しを示した。

《池原照雄》

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