トヨタ、設備投資は来年度も高水準に

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車の鈴木武専務は7日の決算発表の席上、今年度で過去最高となる設備投資の動向について、「来年度は今年度を大きく超えることはないが、大幅に下回ることもない」との見通しを示した。海外での能力増が続くため1兆円を超える高水準が続く見込みだ。

トヨタの連結ベースでの今年度設備投資計画は、前年度より約3割多い1兆4000億円と過去最高。トヨタ自動車九州など国内で年30万台の能増を図ったほか、中国や北米での新規プロジェクトを多く抱えている。

従来は「需要の後追いをする傾向」にあったが、今年度は「一気に取り組んだ」と鈴木専務は説明する。来年度も高水準になるのは「鋼材の値上がりによる建設費の上昇や、為替(円安)による海外投資の膨らみもある」とし、「ピーク近辺ということになろう」と語った。

《池原照雄》

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