ホンダ スーパーカブ、累計5000万台…世界最多の乗り物

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ スーパーカブ、累計5000万台…世界最多の乗り物
ホンダ スーパーカブ、累計5000万台…世界最多の乗り物 全 2 枚 拡大写真

ホンダの二輪車『スーパーカブ』シリーズの世界生産累計が、2005年12月末で5000万台を達成した。1958年に発売以来、ロングセラーモデルとして愛され、エンジン付乗り物としての世界生産累計台数が5000万台を達成したのは初めてとなる。

初代スーパーカブは1958年に販売を開始。当時2ストロークエンジンが主流の中、経済性、耐久性に優れた画期的な高性能50cc 4ストロークエンジンを搭載し、乗り降りが容易にできる低床バックボーンフレームや、変速が容易なクラッチレバーのない遠心クラッチシステムを採用し、足元への泥はねや走行風を低減させる大型の樹脂製のレッグシールドを装備するなど独創的で斬新なデザインを実現した。

以来、現在まで数次に至る改良が加えられてはいるが基本設計・基本コンセプトは変わらず、その独自のスタイルは現在も受け継がれている。
 
また、1959年に米国に輸出を開始、海外生産は1961年に台湾でのノックダウン生産を開始し、以後「需要のあるところで生産する」という基本理念に基づいて世界各地で現地生産を開始。現在のスーパーカブの生産拠点は、全世界で13カ国に上り、海外ではのべ160カ国以上で愛用され、実用車としてはもとより生活の中に密着したバイクとしても高い評価を得ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る