交通トラブル仲裁の女性、後続車にはねられ死傷

自動車 社会 社会

5日未明、愛知県名古屋市緑区内の国道23号で、車線の中央部に立っていた女性2人がクルマにはねられて死傷する事故が起きた。2人が乗ってきたクルマの運転者は進路を巡った交通トラブルが原因でケンカをしていたという。

愛知県警・緑署によると、事故が起きたのは5日の午前2時ごろ。名古屋市緑区大高町付近の国道23号で、車線の中央部付近に立っていた女性2人が後方から走ってきた23歳の男性が運転する乗用車が衝突した。2人は数メートル弾き飛ばされており、近くの病院に収容されたが、41歳の女性が出血多量で約4時間後に死亡、28歳の女性も全身打撲の重傷を負っている。

現場は片側3車線。2人はそれぞれ別のクルマに乗っていたが、双方のクルマを運転していた男性は進路を巡ってトラブルとなり、第1車線にクルマを止めてケンカをしていた。逃げる側を追って一時は第3車線まで進出していたが、これを心配した女性が仲裁に入ろうと車外に出たところ、第1車線と第2車線の間ではねられたらしい。

警察ではケンカをしていた双方の運転者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る