トラックでパトカーに体当たり、警官を殴打

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神奈川県警は5日、元の勤務先から普通トラックを盗み出していたとして、33歳の男を窃盗容疑で逮捕した。男はパトカーからの追跡を受けた際、故意に体当たりを仕掛けたり、身柄を拘束しようとした警官を殴るなどの大暴れもしていた。

神奈川県警・大和署によると、逮捕された男は1月13日夜に以前勤務していた滋賀県東近江市内の住宅設備会社に侵入。クレーン付きの普通トラックを盗み出し、そのまま神奈川県内まで逃走した。1月21日未明に大和市内でパトロールを行っていた同署員が他県ナンバーの不審なトラックを発見。ナンバーの照会を行ったところ、盗難手配の出ているトラックだということが判明した。

トラックは停止命令を無視して逃走。同署は複数台のパトカーで追跡を行ったが、トラックは故意に体当たりを行うなど抵抗した。その後、トラックは電柱に衝突する自損事故を起こし、この際に警官が運転していた男の身柄を拘束しようとしたが、男は警官の顔面を殴打。そのまま逃走した。

警察では以後も男の行方を追っていたが、相模原市内で発見し、窃盗の容疑で逮捕している。取り調べに対しては「実家のある神奈川で仕事がしたくてトラックを盗んだ」などと供述しているという。殴られた警官は軽傷を負っており、警察では公務執行妨害や傷害の容疑でも男を追及する方針だ。

《石田真一》

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