ガリバー自動車流通研究所がコンパクトカーで「リセールバリューランキング」を作成した。ランク外ながらも注目車種をいくつか挙げており、その1台が1月に販売開始、2月10日に発表会を行ったプジョー『1007』。
リセールバリューは、新車価格に対して中古車買取価格の残過率(中古車買取価格÷新車価格)の3年後を予想して算出したもの。
ガリバー自動車流通研究所によると、1007は、電動スライドドアを両側に装備し、通常のスイングドアに比べて乗り降りが楽に出来ることがユニークなポイント。
それに加えて「2トロニック」というクラッチ操作不要のMTを搭載し、通常は普通のATとして、走りを楽しみたいときはステアリングかフロアのシフトレバーでマニュアルシフトできるなど、このクラスにしては走りにこだわった造りが人気を呼びそうだ。
プジョー『1007』 2006年式
●グレード:1.6
●新車価格:249万円
●3年後リセールバリュー:43−51%
●リセールバリュー指標:★★★☆☆
車両の条件は、現行新車のなかで注目度の高い(取扱い・人気)グレードを抽出し、それぞれ年間走行8000km・人気色で算出している。
リセールバリューは「リセール(再び売る)」時の「バリュー(価値)」のことで、3年後中古車として再び市場に出る際の人気を指標化したものと考えてよい。リセール率が高いクルマは人気があり、低ければ人気のないクルマとなる。より人気のあるクルマを購入しておけば、お得な乗り換えが可能だ。
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