クルマへの拉致監禁容疑で誤認逮捕、警視庁が謝罪

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男性を拉致し、クルマの中に監禁した上で現金を脅し取った容疑で逮捕した20歳代の男性について、警視庁は7日、事件とは無関係であったことを明らかにするとともに、誤認逮捕を認めてこの男性に謝罪した。

警視庁・玉川署によると、この事件は2005年の5月19日に発生している。東京都豊島区内で20歳の男性が数人の男に拉致され、ワゴン車の車内に監禁。約7時間に渡って走るクルマの車内で暴行を受けて全治1週間あまりの軽傷を負ったほか、現金約11万円を奪われた。

同署は捜査を続けた結果、今年1月25日から2月1日に掛けての間、犯行に関わった疑いのある男女4人を強盗傷害や逮捕監禁の容疑で逮捕した。

ところがこの中の1人である20歳代の男性は容疑を否認。約3日間の拘置を受けたが、1月27日に処分保留のまま釈放されている。その後、別の男が「自分が容疑に関わった」と出頭。容疑への関与が裏付けられたことから、結果として男性の誤認逮捕も発覚した。

警視庁では「あってはならないミスだ」と認め、男性に謝罪している。

《石田真一》

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