日産自動車は14日、横浜国立大学と、自動車関連技術の研究開発や人材交流、地域社会貢献の分野で連携すると発表した。
両者はこれまでにも、共同研究などで連携してきたが、今後は、情報交流の範囲を拡大していく。講師の派遣や、技術指導など、人材交流も行っていく。連携推進のための「ステアリングコミッティー」を両者で編成する。
研究開発分野では、ニーズとシーズのマッチングを図るための情報交換の場を拡大する。地域貢献分野では、神奈川県内の中小企業を対象に技術指導を行うといった取り組みを実施する。また、人材交流では、横浜国大のビジネススクールなどに日産が講師を派遣したり、横国大から技術指導や教育へのアドバイスを受けるなどする。