運転中に音声ソリューションで携帯電話を使いたい

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ニュアンス・コミュニケーションズは15日、携帯電話向け音声認識機能に関する消費者調査の結果を発表した。消費者は、ハンズフリー、アイフリー機能の強化により、携帯電話の安全性と利便性を高めることを希望している。

携帯電話によるメッセージング、電子メール、およびウェブブラウザの利用が増えているため、このようなニーズは次第に強まっている。調査は米国と英国の約2000人の携帯電話ユーザーを対象とした。

音声による携帯電話機能の操作

●調査回答者の75%以上が、携帯電話のダイヤル機能やより高度な機能を操作するため、特に自動車の運転中に操作を行なうため、音声コマンドが使えればよいと回答した。
●米国の回答者の60%が、運転中に頻繁に、またはたまに携帯電話を使用する。
●運転中に携帯電話を決して、またはめったに使用しない一番大きな理由は、安全のため(73%)。
●回答者の半数以上が、運転中に前方を注意しながら、安全に携帯電話を使用できるような ソリューションを求めている。
●回答者の47%が、運転中に、法規に違反せずにハンズフリーで携帯電話を操作できるテクノロジーを求めている。

テキストメッセージの音声入力

●回答者の60%以上が、携帯電話に音声入力機能があれば、SMSと電子メールのメッセージ入力に使いたいと答えた。
●回答者の半数以上が、音声入力用のスピーチ・ソリューションで迅速なテキスト入力ができるのであれば、「ぜひ使いたい」と答えました。

音声アプリケーションによるメディアの操作

●回答者は音声によるメディアの操作に大きな興味を示した。
●回答者の46%がMP3プレイヤーのハンズフリー、アイフリーの操作を可能にする音声アプリケーションがあれば、ぜひ使いたいと答えた。
●ただし、このサービスを使いたい理由は、次の2つに等分された。ひとつは、運転の安全を脅かさずに、プレイリストやソング・ライブラリの検索を行いたいという理由。
●もうひとつは、スクロールする面倒なしに希望する曲に飛びたいという理由。

ニュアンス・コミュニケーションズ(http://www.nuance.com/)は、世界中の企業と消費者に向けた音声・画像認識ソリューションのプロバイダー。現在、ニュアンスのスピーチ・ソリューションは、LG、モトローラ、ノキア、サムスン、サンヨー、ジーメンスなど5000万台以上の携帯電話に採用されており、Orange、Sprint、T-Mobile、Vodafoneを始めとする大手通信キャリアにサポートされている。

《高木啓》

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