息子の代わりに母親出頭、約3年後に発覚して逮捕

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富山県警は13日、2003年3月にひき逃げ事件を起こした18歳(当時)の長男の身代わりとなり、警察に出頭していた46歳の女を犯人隠微容疑で逮捕するとともに、現在は21歳となっている男も業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

富山県警・魚津署によると、この男は18歳だった当時の2003年3月31日、魚津市江口付近の国道8号で軽自動車に追突する事故を起こし、運転していた男性に軽傷を負わせたが、そのまま逃走していた。

男は帰宅後に女(母親)へ「事故を起こした」と告白。男は当時大学入学を控えており、「ひき逃げで逮捕されれば大変なことになる」と判断。自らが事故を起こしたと称して警察に出頭した。女は業務上過失傷害や道交法違反の罪で同年中に在宅起訴され、罰金刑を受けている。

昨年12月、この男の弟が別の事件に関与した疑いがあるとして取り調べを受けた際に「母が兄の代わりに出頭したことがある」などと供述したことから容疑が発覚。任意で事情聴取を行っていたところ、2人が容疑を大筋で認めたために逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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