ブリヂストン増収増益、原材料の高騰を販売増でカバー

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ブリヂストン増収増益、原材料の高騰を販売増でカバー
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ブリヂストンが発表した2005年12月期の連結決算は、売上高が前年同期比11%増の2兆6913億円となり過去最高となった。特別利益があったため、最終利益も同58%増の1807億円で過去最高だった。

同社は海外を中心にタイヤの出荷が好調だったことから大幅増収となった。天然ゴムや合成ゴムなどの原材料価格の高騰が収益を圧迫したものの、販売増やモデルミックスの改善などでこれをカバーし、営業利益は同8%増の2138億円だった。経常利益も同9%増の1981億円。

最終利益は、フォードとのタイヤリコール事件の和解金363億円の特別損失が発生したものの、厚生年金基金代行返上益868億円、フォードとの和解による評価性引当金取り崩しで409億円の特別利益があり、同58%増の1807億円と過去最高だった。

2006年12月期の見通しは、海外のタイヤ販売が引き続き好調で売上高は同8%増の2兆9000億円となる見通しだが、原材料の高騰で営業利益は同8%減の197億円と減益になる見込み。経常利益が同18%減の1630億円、当期純利益が同45%減の1000億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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