ホンダが開発体制を強化…分野別に再編、アキュラも

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダが開発体制を強化…分野別に再編、アキュラも
ホンダが開発体制を強化…分野別に再編、アキュラも 全 2 枚 拡大写真

ホンダは、研究開発子会社の本田技術研究所の組織体制を4月1日から新体制に移行すると発表した。

技術の進化に伴い技術要素の種類や複雑さが高度化しているのに加え、事業の拡大により開発機種数も増加している。このため、本田技術研究所に権限委譲を進めて、役割責任を明確化し、個々の開発者が志を高く持って仕事に取り組み、円滑なコミュニケーションにより意思決定のスピードを早める。

本田技術研究所の朝霞研究所、和光研究所、栃木研究所など所在地別だった研究所の編成を、5つの役割別センター制へと改める。それぞれ二輪開発センター、四輪開発センター、汎用開発センター、航空機エンジン開発センター、基礎技術研究センターと呼称する。

また、各センターの組織を、商品企画・商品開発・技術開発・管理の4領域に分け、役割責任を明確にし、各々の領域に室を設置する。各室の責任者には、これまでそれぞれの研究所の責任者が有していた業務決裁上の権限が大幅に委譲され、部門ごとに決済できる自立した運営体制にする。

このほか、室の責任者と個々の研究者が円滑に直接コミュニケーションが取れるフラットな文鎮型組織とする。

四輪開発センターでは、アキュラブランドのグローバル展開に合わせて商品開発領域をホンダブランドとアキュラブランドに分け、ブランド毎の商品力を強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る